風の誘い Mind of Shikoku

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help リーダーに追加 RSS ロケット弾

<<   作成日時 : 2009/01/10 00:45   >>

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イスラエルが連日ガザへ侵攻し、攻撃を続けている。
今度は隣国のレバノンから2発のロケット弾が被弾したらしい。
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年末年始から継続して爆撃が続けられ、死者は700名を越えた。
ハマスの武装勢力が隠れているとはいえ、子供のいる学校への攻撃はやりすぎだなぁ・・・
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たった2発のロケット弾。
でも、ガザのハマスを支援する勢力がレバノンにもいるということだ。
イスラエルvsアラブ諸国というややこしい紛争に発展しないことを願うばかりだ。

ハマスはガザ地区を実効支配する勢力でテロによる武装闘争をイスラエルに対して行っている。
イスラエルに向けて、停戦協定を無視し、イスラエル軍がガザから撤退してからも3000発ものロケット弾をイスラエルに打ち込んでいる。
そりゃ、イスラエルだって黙ってはいられないだろう・・・
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年末から始まったイスラエルのガザ空爆をアラブ諸国が非難するが、ハマスのために援護射撃や物資の支援をしないのは、ハマスがあまりにも過激すぎる政権だからだ。

レバノンにはハマスと同じ「イスラム原理主義」という価値観で行動するヒズボラという勢力が存在する。
ロケット弾の発射はヒズボラは関与を否定している。
イスラエルは被弾して即座に発射地点に反撃を加えている。
戦火が拡大しなきゃいいんだけど・・・
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イスラム原理主義というのはどうも解りにくい。
アルカイダのような超過劇テロ集団もいるし、サウジアラビアのような穏健派もいる。

欧米の価値観でいえばテロ行為も彼らには「聖戦」であり、人間が爆弾を抱えて自爆するテロで命を捧げた青年たちは、祖国で「英雄」と讃えられる。

常軌を逸している、非難するのはたやすいが、日本人も60年前にはそんな国だった。
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家族や国や祖国の繁栄を願って、天皇万歳!と叫んで自らの命とともに特攻した人々がいる。
その戦いの行動は、今、我々がパレスチナやハマスの自爆テロを眉をひそめて見るのと同じだろう。
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常軌である価値観や倫理観は、多くの場合、宗教が拠りどころとなっている。
国家というよりは、民族としてのアイデンティティーの根源的なものなんだろう。

宗教というものは、人が平和に安寧に暮らしていくためのものではない・・・
違った見方をすれば、自爆テロをも美化してしまう、「洗脳」集団であるとも言える。
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そんな集団が国家の体をなし、戦争までも引き起こすのだがらタチが悪い。
もっとも、イスラムからみれば西欧の自由主義や経済主義は堕落をもたらす異教なんだろうけど・・・

ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も、経典のルーツは「旧約聖書」である。
唯一絶対無二の神が存在し、偶像崇拝を認めない。
集団の民族を結束させる強い意思が読み取れる。

ところが、イエスが現れ、まぁ、いろいろ奇跡も起こしたんだろう。
たった2年間の布教活動での出来事を、弟子とされる12名の人たちが後世に伝え、彼を「神の子」とした。
イスラムの最後の預言者ムハンマドでさえ人間であると宣言している。
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イエスを神の子に仕立て上げたキリスト教は300年以上も迫害され続けることになる。
ユダヤ人を母に持つもの以外は入信できない民族排他的なユダヤ教も、誰でも入信できるキリスト教とは対立する。
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いやはや、根が深いわぁ・・・こりゃ。
考えてみれば1500年以上も前に書かれた経典に、価値観と倫理観が帰依している。
所詮は人間が書いた書物で作り話。
イエスを神格化したのも、やはり人間の想像力。
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戦争まですることじゃないと思うけどなぁ・・・
なのに十字軍の遠征などは200年も戦争を続けている。

先日、「ルカによる福音書」を読んだ。
断っておきますが、デオッちは無宗教者だけど・・・。
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「汝の敵を愛せよ」
と書いてある。
「衣服を剥ぎ取る者には下着も差し出せ」
とも書いてある。

無償の愛こそが愛だと崇高な教えだけれど現実的ではないなあ。

日本はお正月に国民の多くがこぞって初詣と称して参拝する宗教国家である一面がある。
クリスチャンでさえ、毎週ミサに通う人はごく少数だから、日本は「神の国」でもある。
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ところが日本は戦後が未だに続く「敗戦国」なのだろうか、アイデンティティーが欠如した国民である。
「大和魂」なんて言うと、帝国主義の右翼のように思われてしまうので、う〜ん、思想信条は持ちにくい環境なんだろうなぁ。

もっとも、国家のレジームとしての日本国憲法はアメリカが制定したもので、自分たちが建国した意識が乏しいのも事実だ。
海外旅行で買い物はするが、人々との心の交流は苦手な日本人。
もう少し自分の国に誇りや国際交流の意識を持った方がいいと思う。
これほど自分の国を悪く言う国民も珍しい・・・。
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しかし、中東の宗教紛争を見ると、必ずしも民族自決の国家感が人類の共存にはbetterではないと思える。
国家だの、民族だの、宗派だの・・・
そんなちっぽけな争いはもうやめたらどうだろう。
いつまでたっても、この星(惑星)に平和が訪れないではないか。
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自由を愛する正義や、それを守ろうとする使命感。
所詮は自分たちだけの国や身内の限られた世界に従属した観念でしかない。

リストラの憂き目に逢っている同胞を助けようと、仕事のシェアリングの議論は一向に起きない。
自分とは違う他人に冷酷な自由主義。
万人を愛することができなくて愛を語ることなかれ・・・
自分の好きな者達だけの幸せな暮らしを願望する愛は、知らずに他人を傷つけているものだ。

レバノンから飛んだ2発のロケット弾。
たかが2発ではあるが平和への挑発である。
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・・・争いは止めるべきもので、決して加担してはならない。
集団的自衛権は、集団暴行と同質なものではないのか?
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今の平和を得るまでに、幾多の痛みと血の犠牲を払った日本が、中東の国々に対してもっと発言すべきでは?
アメリカの顔色だけを見て、インド洋上で給油活動するだけが国際貢献ではないだろうに・・・

理由はどうあれ、紛争の真っ只中で危険を顧みず人道支援を展開する国際赤十字。
戦争をしでかす愚かさと、平和を希求する博愛の精神との二面性をもつ人類。
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もしも世の中から、競争がなくなり、博愛主義で世界の秩序が保たれるか?
皮肉なことに、忌まわしい兵器の開発が科学や文明を発達させた人類の歴史・・・

人間は本当に不幸な生き物である。


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