渦巻き

何が嬉しいって、デオッちは台風がいちばん好きです。
実際、被害もありますから不謹慎に喜べませんが、好きなんです。
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台風の中心が近づくと轟音とともに暴風が吹き荒れますよね。
延々と続く積乱雲の連なりや流れ行く雲を見ていて自然のエネルギーを感じずにいられません。

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台風の眼がしっかりしてきました。
発達のピークを過ぎたことが判ります。

昨日から少し南に進路がズレていますが、上空の気圧の谷の影響です。
明日からはやや北寄りに進んで元の進路予想に戻っていくと思われます。
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・・・油断しないでくださいね!

29日の夜からは偏西風の強風軸に吸い寄せられて進行速度は加速します。
台風が南を離れて通過するから四国では安心だと思わないでください。

暴風域の円をよ~く見て下さい、北~北西側の方が広いでしょう。
つまり、台風の北の方が気圧傾度が大きく風が強くなっているということです。
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台風は円運動として渦巻き構造をしています。
全ては潜熱という水蒸気が凝結するときに放出する熱エネルギーが運動エネルギーに変換されています。

もともと熱帯地方で太陽エネルギーで温められた海水から蒸発した水蒸気がエネルギー源です。
こんなにも莫大なエネルギーを含んでいるんだと驚愕してしまいます。

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台風の渦構造は水平方向に膨大な薄っぺらいCD盤のような構造をしています。
よく、巨大な竜巻みたいなイメージで描かれますが、竜巻の渦とはシステムが全く違います。

竜巻や鳴門海峡の渦潮などは、ほら洗濯機の渦と同じで、中心ほど早く回転しています。
でも、台風の中心は回転していません。

中心は眼(アイウォール)で穏やかになっています。
中心から100km以上も離れたエリアが強風帯になっていることがほとんどです。

シャボン玉の膜の模様の渦に近いイメージです。
中心付近の積乱雲の上昇気流だけで、あの巨大な渦構造を維持しています。
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上昇流は、水蒸気が潜熱を放出して回りの大気より軽くなる浮力が原動力です。
台風14号は日本に近づきつつあります。

潜熱エネルギーを供給しつづけるための暖かい海水はもう日本付近には多くありません。
本当なら、衰弱が始まる段階なのですが、935hpaまで中心示度が下がりました。

「非常に強い台風」のカテゴリーにまで発達できたのは条件が良かったためです。
台風を挟んで左右の高圧帯から噴き出す上空の風は、台風の渦回転を助けています。
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まもなく南北に気温差の大きい中緯度にさしかかってきます。
今度は、気団の温度差が上下に入れ替わろうとする位置のエネルギーが運動に変換されてきます。

冷たい空気は下に、暖かい空気はその上に這い上がろうとする運動です。
気団の性質の違いの境界が「前線」となり、波のように気団が水平に運動を始めます。

この波動エネルギーはスケールが台風より一段と規模が大きいため、強風域が大きくなります。
進路は南偏していますが、台風の北側で気圧傾度(気温差)が大きくなり台風の北に強風域は広がります。

夏の気団の中を進む台風は、確かに右半円が強風域です。
台風はやがて日本付近で帯低気圧としての性質を獲得しますので四国でも強い北風が吹きます。
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台風本体の接近の前に暖湿流の影響があります。
まず、東海~関東で大雨の警戒が必要です。

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この記事へのコメント

maru3
2010年10月30日 07:50
台風は事無く胸を撫で下ろしています。
運も味方してくれたようで、感謝感謝。
デオッち
2010年10月30日 08:18
それて良かった・・・30日の午後は北西風が強まりますからもう少しご注意を!

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