ラニーニャ

ラニーニャはスペイン語で「女の子」の意味。
北西太平洋の海水温が高くなるラニーニャ現象が発生している。
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昨年から発生していたペルー沖の太平洋の海水温が高くまなるエルニーニョは終息した。
今年の夏、その逆の現象であるラニーニャが発生し、北西太平洋の海水温が0.5℃以上高くなっている。
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ラニーニャとエルニーニョは相互に現われる相関性のある現象。
エルニーニョは神の子(男の子)を意味するため逆に女の子の名前をつけたもの。
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インド洋、北西太平洋、東太平洋は、海水温の変動が交代で現われ「南方振動」とも呼ばれている。
海水温の変動のメカニズムはまだ解明されていない。
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海水温の変化は、その海域の大気の温度に影響を及ぼす。
それが気圧の変化となって現れ、大気の流れ(循環)を変化させて世界中に波及する。

大気と海洋が関連して発生する「海洋大気相互作用」が遠く離れた地域の天候に影響を与える訳だ。
この気圧や温度などの遠隔地間で変化する現象を「テレコネクション」と呼んでいる。
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海水温の変化が、気温を変化させ、気圧の変化を引き起こす。
その変化は、赤道付近の大気の循環「ウォーカー循環」を変化させてしまう。

この変化が、亜熱帯ジェット気流の流路を変化させ、中緯度へと波及し特有の気圧の変動を起こす。
地球規模で大気の流れが変わることから「大気変動」、「大気振動」とも呼ばれる。
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南方振動は平均して4年程度で変動するものだが、今年のラニーニャは2年ぶりの発生となる。
テレコネクションは、ロスビー波のような長周期(約40日)の大気波動の伝播によって伝えられる。

ロスビー波とは、陸と海の温度差や、地形の高低差によって大気が大きく揺れる自由振動の波の1つ。
今夏の北西太平洋の海水温の上昇は2~3か月後には亜熱帯ジェッの蛇行として中緯度に伝わる。
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これから冬に向かうに連れて次第に太平洋に低圧部が現れやすくなるはず。
ということで、秋以降の気候を予想すると・・・

10月までは厳しい残暑で記録的な暖秋になる。
11月以降は、ジェット気流の大きな蛇行で寒暖の差が激しく、時として強い冬型が現われる。

今年の猛暑は「南方振動」に起因していると考えられる。
確かに地球は温暖化が進んでいるが、今夏の猛暑は温暖化が引き起こした現象ではない。
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ラニーニャが、やんちゃな娘かどうか・・・

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